上半期の飲食業倒産過去最多 今年は初の1000件超えも

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東京商工リサーチは「2024年上半期(1-6月)の飲食業の倒産調査」結果を発表した。それによると、同上半期の飲食業倒産(負債1000万円以上)は前年同期比16.2%増の493件で、上半期としては過去最多となった。このペースで推移すると、年間では初めて1000件を超える可能性が高まっている。

業種別に見ると、「専門料理店」が123件(前年同期比32.2%増)で最も多い。以下、「酒場,ビヤホール(居酒屋)」98件(同8.8%増)、「食堂,レストラン」97件(同11.8%減)と続く。増加率の最大は「バー,キャバレー,ナイトクラブ」(同161.1%増の47件)。次いで「すし店」(同157.1%増の18件)。これらの業態では、コロナ禍で傷んだ事業者は、財務改善や過剰債務の解消が困難なまま、人件費・光熱費などの上昇を受け淘汰が進んでいる。

「新型コロナウイルス」関連倒産は244件(前年同期比15.2%減)で、飲食業倒産に占める割合は49.4%と3年ぶりに5割を下回った。一方、食材やエネルギー価格上昇などによる物価高倒産は32件(同45.4%増)、人手不足関連倒産は28件(同33.3%増)と、それぞれ集計開始以来の最多を更新した。

■参考:東京商工リサーチ|2024年上半期(1-6月)「飲食業の倒産動向」調査|

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198749_1527.html